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LibreOffice で差し込み印刷する方法

  1.  最初にバーコードNO、パスワード、生徒氏名のリストを作成します。エクセルファイルやCSVファイルが使えます。生徒の一括登録に使ったファイルがあればそれをそのまま使ってもよいでしょう。ここでは、LibreOffice の Calc を使って新規作成します。

    1.  LibreOffice のトップ画面から[表計算ドキュメント]を選択します。

    2.  下の図のようにデータを入力し、ファイル名をつけて保存します。ここでは pwd_list.ods というファイル名で保存しています。1行目は項目名にしてください。

  2.  差し込みフィールドを挿入します。
    1. document_1.odt を開いて生徒氏名を差し込む場所にカーソルを置きます。

    2.  [挿入]-[フィールド]-[その他]で『フィールド』ウィンドウを開きます。[データベース]タブの[差し込み印刷フィールド]を選択します。
      [検索]ボタンをクリックすると『ファイルを開く』ウィンドウが開くので、先ほど作成した pws_list.ods を指定します。

    3.  データベースに pwd_list が追加されるので、[+]をクリックしてデータベースを展開します。

    4.  差し込む項目(ここでは氏名)を選択し[挿入]をクリックします。

    5.  氏名のフィールドが挿入されました。フィールドの大きさは実際に差し込まれるデータの長さによって自動的に変わります。

  3.  同様に、バーコードNOとパスワードも挿入します。下図のようになります。

  4.  [ツール]-[差し込み印刷ウィザード]で『差し込み印刷ウィザード』ウィンドウを開きます。ウィザードでは、ステップ1〜ステップ8の手順がありますが、ステップ8まではそのまま[次へ]で進んで構いません。ステップ8では、差し込んだ文書をそのまま印刷するか、一旦文書として保存するかを選ぶことが出来ます。

    1.  そのまま印刷する場合は、プリンタを指定して[ドキュメントの印刷]を実行します。

    2.  保存する場合は、差し込みした文書を単一のファイルとして保存するか、それぞれ独立したファイルとして保存するかを選ぶことができます。単一のファイルとして保存すると、10人分を差し込んだ場合は10ページの文書として保存されます。独立したファイルとして保存すると自動で連番の付いた10個のファイルが作られます。

    3.  [開始ドキュメントを保存]を実行して[完了]すると、元の document_1.odt は閉じられ(保存されます)データが差し込まれた文書が新規の無題文書として表示されます。この無題の文書は、2の単一ファイルとして保存されたものと同じものになります。印刷する前にもう一度各ページをチェックしたい場合に便利です。

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